no name.

駄文、そのまま。

いくらご飯

冬に実家でいくらを食べると帰ってきたなぁって感じがする。

自家製醤油漬けが食卓の真ん中にどーんと鎮座して、かけたいだけかけて食べる。
これが昔から当たり前のようにあった。
そしていくらは買うものではなく、漁師町出身の祖父の同級生から送られてくるものだった。

だからこそ店とか色んなとこで売られてる、いくらの値段を見ると非常に驚く。
こんなにも高級な(しかも量が少ない)ものなのか!って。

年末もいくらを食べて、大阪に戻る今日の朝もいくらはさりげなくテーブルに出された。
家はまったく裕福ではないけれど、この家の「当たり前」を大事に噛み締めて、、、
そんなことを感じた午前6時。